SquirrelMailインストール

最近はWEBメールが使えて当たり前というご時世です。
しかし商用サイトなら当たり前であるが、個人や社内に
構築したい場合はどうやれば商用サイトのようないけてるWEBメールシステムが
作れるだろうか?
そこで登場するのがスクイリルメール(通称リスメール)が有効であることは間違いない。
簡単にWEBメールサーバを構築できる。
またスクイリルメールを構築するサーバ自身にSMTPやPOP,IMAPを処理できる
サービスを入れていなくてもかまわない。
必要なのはPHPを使えるようにしたapacheとperlさえ入っていれば良い。

【準備】
・squirrelMail
http://www.squirrelmail.jp/
から最新のソースを入手。
日本語化のパッチを当てたものが
http://www.yamaai-tech.com/~masato/Download/
ここにアップロードされている。
今回はこちらを使用する。

・PHP
http://www.php.net/downloads.php
から最新版をダウンロード

・apache
apacheが--enable-soつきでコンパイルされている必要があります。
apacheのインストールはこちら

・postfix&courier-imap
今回はsquirrelMailの入っているサーバに
SMTPとIMAPがすでにインストールされた環境です。
インストール方法はこちら。

【インストール】

●PHPのインストール
[root@home3 webmail]# cd /usr/local/arch/webmail/
[root@home3 webmail]# gzip -dc < php-4.3.4.tar.tar |tar xf -
[root@home3 webmail]# cd php-4.3.4
[root@home3 php-4.3.4]#./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs \
--with-openssl \
--with-zlib-dir=/usr/local/lib \
--enable-calendar \
--with-iconv \
--enable-mbstring \
--enable-mbregex 2>&1|tee configure.log

[root@home3 php-4.3.4]# make 2>&1 |tee make.log
[root@home3 php-4.3.4]# make install 2>&1| tee make_install.log
[root@home3 php-4.3.4]# cp php.ini-recommended /usr/local/lib/php/php.ini
PHP5.xのインストールはまったく問題なくできます。
しかし、squirrelMailが1.4.3aでもPHP5環境下では日本語がうまくでません。
もうすこしsquirrelMailがバージョンあがればPHP5環境下でもうまく動くかも。

せっかくPHP5のインストールが問題なくできる環境が作れたので
インストール方法は載せておきます。
php5のインストール

●apacheの設定
すでに準備段階でインストールされているものとして
下記をすすめます。
apacheのインストールができないレベルだと以下を読むのしんどいです・・・
学習してからPHPに入りましょう。

※PHPのmake insatllの時に自動でhttpd.confに
LoadModule php4_module modules/libphp4.so
を追加しています。

※php5の場合は自動で
LoadModule php5_module modules/libphp5.so
のような行が追加されますので
php4で上記の記述をしている場合は
どちらかにしましょう。でないapacheが起動しません。


なので/usr/local/apache2/conf/httpd.conf
に以下の2行を追加します。
# vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf

AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps

設定を反映させるためにリロードします。
# /usr/local/apache/bin/apachectl restart

それが終わればPHPが動作することを確認しましょう。
# vi /usr/local/apache/htdocs/info.php

<?php
phpinfo();
?>

http://ホスト名/info.php

のような画面が見えてくれば動作しているので良いでしょう。
もしソースがそのまま見えたり、保存するダイアログが来れば
それはapacheの設定がきっと間違えています。
errorログなどみて直しましょう。

・apacheにsquirrelmail用のエイリアスを作成する
[root@home3 conf]# vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf

####FOR WEBMAIL####
Alias /webmail "/usr/local/webmail"
<Directory "/usr/local/webmail">
DirectoryIndex index.html index.htm index.php
AllowOverride Limit
</Directory>

を追加しておきましょう。
自分のサイトに合わせて読み替えてください。


●squirrelMailのインストール
新規インストールよりもバージョンアップが
一番行う作業かもしれませんが、意外と簡単です。
バージョンアップの方法についても触れておきます。

もしも古いバージョンのsquirrelmailが入っている場合は
名前を変えてバックアップしておきましょう。
# mv /usr/local/webmail /usr/local/webmail.bak
としておきましょう。

[root@home3 webmail]# gzip -dc squirrelmail-1.4.3a-ja-20040603.tar.gz |tar xf -
[root@home3 webmail]# cp -r squirrelmail-1.4.3a-ja /usr/local/webmail
このへんは自分のサイトに読み替えてください。
[root@home3 conf]# chown -R www:www /usr/local/webmail/
[root@home3 conf]# chmod 730 /usr/local/webmail/
※古いバージョンの設定を引き継ぐ場合は
# cp -rp /usr/local/webmail.bak/data/* /usr/local/webmail/data/
# cp -rp /usr/local/webmail.bak/config/config.php /usr/local/webmail/config/
# cp -rp /usr/local/webmail.bak/plugins/* /usr/local/webmail/plugins/
# cp -rp /usr/local/webmail.bak/thems/* /usr/local/webmail/thmes/
(もしテーマをカスタマイズしてれば。)

↓以前の設定をコピーした場合は特に行う必要はないです。
[root@home3 conf]# /usr/local/webmail/config/conf.pl

SquirrelMail Configuration : Read: config_default.php (1.4.3a)
---------------------------------------------------------
Main Menu --
1. Organization Preferences
2. Server Settings
3. Folder Defaults
4. General Options
5. Themes
6. Address Books (LDAP)
7. Message of the Day (MOTD)
8. Plugins
9. Database

D. Set pre-defined settings for specific IMAP servers

C. Turn color on
S Save data
Q Quit

Command >>

1.Oranization Preferences→6. Default Language : ja_JP
2. Server Settings→1. Domain:自分のドメイン名
4. General Options→1. Default Charset : iso-2022-jp
とりあえずこの3つでOKでしょう。



http://ホスト名/webmail/
へアクセスしましょう。

と表示されればOKです。
後は自分のアカウントでログインしましょう。
そして

とメールが見れればOK。
後はプラグインをどうするかだけですね。

http://www.na.rim.or.jp/~sawada_k/php/squirrelmail/index.html
http://www.squirrelmail.jp/node.php?id=116
http://www2.westwind.dyndns.org/contents/tips/squirrelmail.html
などからプラグインをダウンロードして
/usr/local/webmail/plugins/
に展開しましょう。

そして
[root@home3 plugins]# /usr/local/webmail/config/conf.pl
8. Plugins→いれたいプラグインを選択

です。
ダウンロードしたものは必ずインストール方法を
読んでから行ってください。
最初に設定が必要なこともあります。


一番最初に
compatibilityプラグインぐらいは入れておいたほうが良いかもしれません。


大変簡単にWEBMAILが完成してしまいますね。
たったこれだけです。

その他
●添付ファイルのサイズの変更
デフォルトで2Mの添付ファイルしか送ることが出来ません。
そこで、もう少し添付ファイルの容量を増やしたいと思います。

添付ファイルはすなわちphpのuploadの制限です。
添付容量を増やす=uploadできるサイズを増やす
になります。

・PHPの設定を書き換えます。
# vi /usr/local/lib/php.ini
;;;;;;;;;;;;;;;;
; File Uploads ;
;;;;;;;;;;;;;;;;

; Whether to allow HTTP file uploads.

file_uploads = On

; Temporary directory for HTTP uploaded files (will use system default if not
; specified).
;upload_tmp_dir =

; Maximum allowed size for uploaded files.

upload_max_filesize = 20M
memory_limit = 60M
post_max_size = 60M

赤字のように20Mのアップロードを可能にします。

・apacheのリクエストのサイズの制限を大きくします。
# vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf
#######FOR PHP####
#LoadModule php4_module modules/libphp4.so
LoadModule php5_module modules/libphp5.so
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
#####FOR PHP FILE SIZE###
<Files *.php>
LimitRequestBody 52428800
</Files>
#
赤いの行をどこかに追記します。50MBまでOKということ。
違うサイズにする場合は
1024*1024*?M
の計算式でbyte値を求めてください。
3MB 3145728B
5MB 5242880B
 ・
 ・
 ・
のようにして。
※今回はわかりやすいようにphpモジュールをロードしている行の下部に
  追記しておきました。後の管理者が見ても大体予想つくように。

・apacheの再起動
# /usr/local/apache2/bin/apachectl graceful

以上でメール作成画面の添付ファイルのサイズが変更されています。
実際にファイルを添付してみてください。
MP3ファイルなどがちょうど実験によいサイズかもしれないですね。

もしエラーが出るようであれば
/usr/local/apache2/logs/error_log
を眺めましょう。
かならずヒントがあるはずです。